簿記が苦手でも、会計の中身が
「見える」ようになった
2025年創業のコワーキングスペース運営会社。地方支援の現場で、固定化したマインドを外から変える難しさを感じ、これからの人に直接関われる場づくりを志向。AI時代に希薄になりがちなホワイトカラーの生きがいを支える拠点を目指している。
サービス導入で得られたメリット
- 複数事業・多様な決済をfreeeに集約し、月次で財務状況を確認。経営判断までのスピードが向上
- 消費税や消込などの難しい論点も運用ルールを整備。適切な距離感で継続的に相談可能
- 事業別の可視化と社内メンバーで回る体制を構築し、数字を成長戦略に活用できる
インタビュー
freeeを始めた理由は 「会計が全然わからなかった」から
クラウド会計freeeを長く使っていただいていますが、導入のきっかけは何だったんですか?
実は立ち上げは今の会社が4社目なんですが、1社目を立ち上げた30歳位の頃からずっとfreeeを使っていまして、きっかけはシンプルで「会計が全然わからなかった」からです(笑)
なるほど、簿記とか大の苦手とおっしゃってましたね(笑)
そうそう(笑)
大学の時と社会人1年目に勉強してみたけど。完全に向いてないなと思って。そんな時に「自動で帳簿ができる」っていうfreeeのサービスを見て、「これなら自分でもできるかも!」と思って使い始めました。
最初は勘定科目も分からなかったんですが、freeeの案内にしたがって登録していくと、気づいたらPLやBSができている。その体験が大きかったですね。
そこから、なぜリライルに依頼しようと思ったんですか?
当時、freeeを扱っている会計事務所の中で、リライルさんがランキング上位に出てきていて、「ここいいな」と思ったのがきっかけです。それまでは自分でやっていたんですが、ある程度規模が大きくなってきて、「もうプロに任せた方が早いな」と思ってお願いしました。
ブラックボックスだった会計が 「自分で見えるもの」になった
税理士を変えることに不安はなかったですか?
正直、あまり覚えてなくて(笑)。10年前なので。
ただ、前の税理士さんが「クラウド会計はよく分からない」というスタンスだったんですよね。こちらで入力して、出力したものをチェックしてもらう、という関係で。それ自体は問題なかったんですが、「得意な領域じゃないんだな」という印象はありました。
だからこそ、「クラウド会計をちゃんと使いこなせる事務所にお願いしたい」という気持ちはありましたね。
実際にfreeeを使ってみてどうでしたか?
一番大きいのは、簿記ができなくてもPL・BSが作れることですね。それと、経営のスピードが上がった感覚があります。
僕は月次でちゃんと振り返りたいタイプなんですが、クラウドじゃないとどうしても遅い。freeeだと、気になった時にすぐ中身を見られるし、その場で次の意思決定ができる。これまでブラックボックスだった会計が、「自分で見えるもの」になった感覚ですね。
逆に、難しかった部分はありますか?
未決済の消し込みとかは最初かなり難しかったです。
あと大事なのは「自動登録のルール作り」ですね。そこはリライルさんに伴走してもらえたのが大きかったです。
正直、自分でチュートリアル見ながらやるのは時間的に厳しいですし、領収書や取引が増えてくると手作業では回らない。初期の段階で自動登録ルールをちゃんと設計できたのはかなり助かっています。
過干渉でも放置でもない、適度な距離感がちょうどいい
実際に取引を始めて見て、どのように感じられていますか?
ちょうどいい距離感で見てもらってるな、という印象です。困った時に相談できるし、必要なタイミングで連絡ももらえる。毎月細かく管理されるわけでもなく、かといって放置でもない。こちらがクラウド会計である程度見ている前提を理解してもらえているのがありがたいですね。
今後、クラウド会計をどのように活用していきたいですか?
大きく2つあります。
1つ目は、経営分析ですね。今は売上を取り込んでいるだけなので、事業ごとにちゃんと分けて見えるようにしたい。コワーキング、バー、イベント、それぞれの収益構造を把握したいです。
2つ目は、運用の属人化解消。今は自分が中心でやっていますが、社内メンバーでも回せる体制にしていきたい。今年はそこを整えていきたいですね。
そもそも、なぜコワーキング事業を?
一番の理由は「コミュニティを作りたかった」からです。
これまで地方企業の支援に関わる中で、ロールモデルとなる存在がまだ十分に可視化されていないと感じる場面がありました。お金の支援だけでなく、人の意識や行動そのものが変わるような環境づくりが必要だと考え、この事業に取り組んでいます。
ただ、自分一人では限界がある。だったら「人が集まる場」を作ろうと思って、コワーキングを選びました。AIが進む中で、ホワイトカラーの仕事の“やりがい”が薄れていく感覚もあって。その中でも人が価値を感じられる場所として、これが一番しっくりきたんです。
正直、めちゃくちゃ儲かる事業ではないんですが(笑)
それでもやる価値があると思ってやっています。