社内は信頼関係が厚く、雰囲気がいい
それがお客様の満足度にもつながっています
リライル会計事務所代表の野口五丈(のぐち いつたけ)です。
2012年に野口五丈公認会計士事務所を設立し、2018年にリライル会計事務所と社名を変更しました。きっかけは、創業当初に予定していたよりもメンバーが増え、業務の幅が拡大したことです。
弊社の特徴の1つは、社内メンバーの信頼関係が厚く、雰囲気がいいこと。一言でいうと「いい人が多い」です。社名も、信頼=Relyがベースにあるところからスタッフの1人が名付けてくれました。その雰囲気のよさが、気配り、目配りにつながり、お客様からは「こんなことまでやってくれるのか!」と満足していただいております。
また、弊社はクラウド会計に強く、freeeの導入実績が全国第1位。今後は、クラウド会計のよさを広めていき、本来力を入れたい付加価値の高い業務に企業が注力できるようサポートしたいと考えています。
ヒストリーリライル会計事務所開業までのヒストリーをご紹介
映画をきっかけに公認会計士の資格を取得
公認会計士になろうと思ったきっかけは、1本の映画。
高校3年生のとき、友人に勧められて観た『ショーシャンクの空に』。
無実の罪を着せられた会計士が能力を活かして、自分の人生を取り戻す映画ですが、専門知識を身につけて仲間を助ける姿がかっこいいと感じ、憧れの職業となりました。
周囲の心配をよそに、理系から文系に転向。がむしゃらに勉強を始め、中央大学商学部会計学科への進学が決まりました。
公認会計士の資格取得のための勉強を続け、卒業後1年で合格を果たします。
合格後は、有限責任監査法人トーマツに入社。
風通しがよい雰囲気の会社で、仕事自体は非常に楽しく、やりがいがありました。
あるITベンチャーとの出会い
トーマツで順調にキャリアを積んでいったある日、あるITベンチャーのプロジェクトにアサインされました。当時渋谷がビットバレーと呼ばれていた時代で、数々のITベンチャーが上場を果たしており、アサインされたITベンチャーも上場を狙っていました。
関与した当時はITベンチャーも雑居ビルの一室にあり、ほんとうにこの会社が上場できるのか半信半疑でした。ところが、社長が始めた新事業が大ヒット。あっと言う間に日本中の若者が利用する事業に成長を遂げました。
人員も急激に増加し、オフィスも雑居ビルから駅前のインテリジェントビルに移転。今では珍しくはありませんが、オフィスにおしゃれなカフェコーナーやダーツにビリヤードまであり、「Googleみたい!かっこいい!」と興奮したことを覚えています。
急激に売上を伸ばす中、バックオフィス業務も急激に増えていきました。上場をするにあたり、決算体制や内部統制を構築する必要があるのですが、会社の成長スピードについていくのがほんとうに大変で経理の方と夜遅くまで、ああでもないこうでもないと試行錯誤し、なんとか上場にこぎつけることができました。
このプロジェクトを通して、目標に向かって全力で取り組むことの大変さと、それ以上のやりがいや充実感を感じることができたのは非常に良い経験となりました。
最大手の新日本監査法人がリストラ!「お遍路」で自分を見つめ直す
2010年、日本最大手の監査法人が所属する公認会計士を対象に400人規模の早期希望退職を実施しました。つまり、リストラです。
将来を楽観視していた私は、大きなショックを受けました。
「このまま何も考えずに、会計士の仕事をしていていいのだろうか?」
そんな疑問が頭をよぎります。
そうはいっても、日々忙しく仕事をこなす中では、自分自身について深く考える時間は取れません。1番大切な自分自身や自分の人生について、しっかりと考えることができないのです。
「このままではいけない」
そんな折、NHKのテレビ番組で『ウォーカーズ 迷子の大人たち』というドラマをたまたま見ました。登場人物がお遍路をする中で、それぞれの人生を振り返るという内容でした。「そうだ。お遍路に出て、自分の本心を振り返ってみよう」と思い立ちます。
善は急げで有給休暇を使って9日間の休みを取り、四国へ出発。
思い切って携帯電話の電源も切り、情報を遮断しました。
遍路道を歩きながら、ひとつひとつ考え抜き、最後の1つまで考え尽くした後に、本当の自分自身と向き合うことができ、本心からの声が聞こえてきます。
「時代の流れや景気に自分の生き方を左右されるのはイヤだ」
「自分の人生、決定権を握って生きていきたい」
「となると、独立起業か?」
「今までで一番楽しかった仕事ってなんだっけ?」
「ITベンチャーをサポートするのはどうだろう?」
未来の自分自身の姿が見えてきました。
翌年トーマツを退職し、ITベンチャーをサポートする会計事務所を立ち上げました。
所長経歴
- 2005年
- 有限責任監査法人トーマツ 入所
- 2011年
- 都内中小会計事務所 入所
- 2012年
- 野口五丈公認会計士事務所 設立
日本公認会計士協会東京会 学校法人委員会委員 就任 - 2013年
- 中小企業庁 経営革新等支援機関 就任
日本公認会計士協会東京会 厚生委員会委員 就任 - 2018年
- 社名をリライル会計事務所に変更
併せてリライル株式会社を設立
趣味はテニス
勝負のスリル感が何とも言えない
仕事にまい進する日々ですが、趣味のテニスにも力を入れています。
小学生の頃から両親から教えてもらい、現在は週1回、テニススクールに通うほど。
ここ数年、公認会計士や税理士のテニス大会に出て、優勝、準優勝など上位入賞を果たしているのがちょっと自慢です。
中でもダブルスが好き。
4人で行うため、戦略性が高いスポーツだからです。
相手と味方含めて3人分の思考を推測しながら、サーブやレシーブをどう打ち込むかを考えながら攻めていきます。
ドキドキ感やスリルなど緊張感を味わう瞬間が何とも言えません。
思い切りスマッシュするなどストレス発散にもなっています。
この緊張感は、税務調査や資金調達における交渉事にも似ているかもしれません。
同じ資料でも出す順番や、切り札を用意してどこで使うかなど相手と対峙しながら進めていくプロセスは、テニスの試合と同じ面白さがあります。
テニス戦績
- 2014年3月
- PwC open 男子D 優勝
- 2014年10月
- Tohmatsu open 男子D 優勝
- 2014年11月
- 公認会計士協会東京会チャンピオンシップ大会 男子D 優勝
- 2015年5月
- 公認会計士協会東京会の会報に掲載されました。
> jicpa.pdf へのリンク - 2015年7月
- EY open 男子D 4位
- 2015年10月
- 東京税理士会テニス大会 男子D 準優勝
- 2015年11月
- Tohmatsu open 男子D 4位
- 2015年11月
- 日本公認会計士協会チャンピオンシップテニス大会 男子S 準優勝
- 2016年1月
- KPMG Open 男子D 準優勝
- 2016年10月
- 東京税理士会テニス大会 男子D 3位
- 2016年12月
- ソフトバンクオープン 団体戦 優勝
- 2017年3月
- PwC open MIXD 3位
- 2022年5月
- 渋谷区春季硬式テニス大会 シングルス BEST16