クラウド会計を選んだ理由
会計ソフトの比率
会計事務所というと、どうしても「決算をやる人」とか「税金の計算をする人」というイメージをもたれることが多いかと思います。
でもそれはとてももったいないことだと思っていました。
せっかく企業の決算情報という非常に重要で社長が誰にも見せない情報を扱う立場にあるのに、ただ決算書や申告書を作って満足しているのは、スケールが小さいし価値が小さいと感じていたのです。
そのように感じていた2013年、クラウド会計というものが世の中に出てきました。
最初は「自分たちの職がAIに奪われるのでは??」と危機感を覚えましたが、調べていくうちにそうではないことに気が付きました。
記帳代行や給与計算などの単純な手続業務をAIが担うようになり、私たちが本来やりたかった業務、例えば、創業融資を獲得することで社長の起業をサポートしたり、財務分析をして経営をサポートする業務に注力することができるようになると考えたのです。
また単に決算をやるのではなく、クラウド会計を通じて企業のバックオフィスを効率化し、これにより社長が本来やるべき業務に集中できる時間を増やせることも非常に価値が高いことです。
私たちが付加価値が高い業務に注力し、社長も本来やるべき業務に注力していただく。そのためにクラウド会計を活用して会計事務所を運営しています。
クライアントについて
クライアントの業種割合
担当件数が多い!?
- リライルのクライアントは、年商1000万円ほどのスタートアップ企業から年商数億円のIPO準備会社までさまざまですが、数でいうとスタートアップ企業(比較的小規模のクライアント)が多いため、担当件数も多めになっています。
月次巡回監査の概念がない!?
- 一般的な会計事務所ですと、月次巡回監査といってクライアントに訪問して資料を回収したり、現地で会計ソフトに入力したりといった作業が生じてきますが、リライルにはこのような概念がありません。
これは、クラウド会計を活用していることで場所の制約がなかったり、ペーパーレスでのやりとりを心がけていることで資料を回収する必要がないためです。
帳簿の確認などは事務所かリモートで行い、決算報告会はZoomで対応するスタイルをとっています。
他の会計事務所との比較
大規模な会計事務所がいいか?小規模な会計事務所がいいか。非常に迷うところです。
それぞれの大まかな違いについてざっくりとまとめたので事務所選びの参考にしてください。
あくまで規模ごとの平均値ですので、例外的な会計事務所は存在しますが、概ね真を貫いていると思います!
項目 | リライル会計事務所 | 小規模会計事務所 | 大規模会計事務所 |
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人数 | 30人 | 数人 | 数百人~数千人 |
年齢層 | 20~40代 | 40~70代 | 20代~60代 |
年収 | △スタッフで500万円程度 | ×スタッフで350万円程度 | ○スタッフで600万円程度 |
忙しさ | ○年間残業300時間程度 | △年間残業600時間程度 | ×年間残業1000時間程度 |
リモートワーク | ○リモート対応 | ×ほぼ非対応 | ○対応 |
職場の雰囲気 | ○自由でアットホームな雰囲気 | ?所長の性格によりさまざま | ×出世競争が厳しくストレスフル |
向いている人物像 | ワークライフバランスを意識しつつ、雰囲気重視でストレスなく働きたい方におすすめ | 良くも悪くも所長次第。 所長と気が合えば意外と働きやすいかも!? |
仕事は忙しいがその分高収入。 バリバリ働いてがっつり稼ぎたい方におすすめ |
リライルのキャリアアップ
- 業務内容
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ジュニアスタッフ月次決算や申告書の作成など、入門的な分野を担当
簡単なクラウド会計を活用した月次決算や申告書の作成など、入門的な分野を担当していただきます。クライアントとのコミュニケーション部分は、最初は先輩スタッフが担当するので、初心者の方でも安心して業務に取り組めます。
慣れてきたら、クライアントとのコミュニケーションにもチャレンジしていきましょう。 -
スタッフ基礎的な分野を担当
クライアントとのコミュニケーションやクラウド会計を活用した月次決算や申告書の作成やジュニアスタッフの申告書のレビューやOJTなど、基礎的な分野を担当していただきます。慣れてきたら、融資支援や補助金、難易度の高い税務(資産税、組織再編)など、バリューの高い業務にも対応していきましょう。
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シニア応用的な分野を担当
融資支援や補助金、難易度の高い税務(資産税、組織再編)やスタッフの申告書のレビュー及びOJTなど、応用的な分野を担当していただきます。慣れてきたら、サブリーダー、プロジェクトマネジメント業務にもチャレンジしていきましょう。
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マネージャーチームの管理を担当
今まで培った知識・経験をもとに、部下の育成・マネジメントやチーム運営を通して現場の活性化・モチベーションの維持・向上 チーム目標の設定やその達成といったチーム運営を主体とした業務を担当していただきます。慣れてきたら、事務所の課題解決にもチャレンジしていきましょう。
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シニアマネージャー事務所全体の管理を担当
事務所が抱える問題、課題に対して方向性を示し、意思決定を行う業務を担当していただきます。慣れてきたら、経営に関連する業務(マーケティング戦略、品質管理、人事戦略)にもチャレンジしていきましょう。
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パートナー事務所の経営を担当
事務所の進む方向性を定め重要な意思決定を行い、決定したことを各部署に指示し実行に移すとともに、執行が滞りなくされていること、税倍や懲戒処分が起こらないようモニタリングする業務を担当していただきます。
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